カフェインの摂り過ぎには要注意
また、うつ病になる以前は仕事をしている日中もこれまで意識はしていませんでしたが、思い返すと常にコーヒーを飲んでいました。
しかし、コーヒーに含まれるカフェインには注意が必要です。
カフェインの過剰摂取が危険な理由
コーヒーに含まれるカフェインは適量であればさほど問題はないのですが、過剰に摂取してしまうとうつ症状を悪化させてしまいます。
理由としては、カフェインには自律神経のうちの交感神経を刺激する作用があるからです。
自律神経には活動的になる「交感神経」とリラックスして休む「副交感神経」があります。カフェインは活動的になる交感神経に作用するため、心と身体は緊張状態になり脳内で興奮を引き起こす「アドレナリン」が放出され過ぎてしまうのです。
うつ病患者の症状で「寝付くことができない」という症状がありますが、これは常に交感神経が優位な状態が続いてしまい、アドレナリンが出てしまっているからです。
逆を言えば、栄養ドリンクにはカフェインが入っていますが、これも交感神経に作用するようにするためで、交感神経が刺激されることによって「元気になる気がする」のです。
つまり、うつ病患者に摂って、過度なカフェインの摂取はうつ症状を悪化させる原因の一つにもなるので、1日多くても3杯程度までに抑えると良いでしょう。
これはあるうつ病患者さんから聞いたのですが、抗うつ薬を服用するようになってコーヒーを飲む量を減らしたところ、夜簡単に眠ることができるようになったそうです。
また、夜はリラックスして休むことができるようになったので、眠りの質も高くなったとのことでした。
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うつ病に効果的な飲み物は?
私はうつ病に一番効果的でリラックスできるのは「ハーブティー」です。
ハーブティーには色々な種類があり、それを楽しみながら飲み比べをしたりするのですが、ハーブティーには基本的にカフェインは入っていないので、交感神経を刺激することもありません。
むしろリラックスできる状態するために副交感神経が優位に働くので、心が落ち着き眠れるようになります。そのため、寝る前のリラックスタイムとしてハーブティーを飲んでいる方も多いですね。
職場では異常に緊張してしまうという方も多いと思いますが、職場で少し時間をかけてハーブティーが飲めるようになれば、心の負担はかなり軽減され、再び集中することができるようになります。
カフェインで脳を刺激してしまうと疲れやすくなるので、カフェインが多く含まれているコーヒーやお茶、栄養ドリンクは極力控え、ハーブティーなどのカフェインが含まれていない飲み物でもリラックスできるような環境を作り出していきましょう。
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タグ:うつ病予防
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