うつ病克服には自分の弱点と向き合うこと

2802413660_d765dece74_m私はうつ病になる前から、自分の弱点と向き合うことをしてきませんでした。

しかし、うつ病を克服していく中で、一番重要なことは薬を飲み続けることなどではなく、「自分の最大の弱点と向き合うこと」だということを実感しています。

私が向き合ってこなかった自分の弱点

私は学生の頃からアルバイトをしていたのですが、基本的に「仕事ができるタイプ」でした。

というのも、アルバイトをしていた所では必ずと言っていいほど最短で「責任のある役職」につくことができていたからです。

自分自身ではそれがかなりの自信になっていましたし、大学を卒業しても社会で通用すると自負していました。

そして、大学を卒業してからも思ったような仕事をすることができ、自分の中でも達成感を実感できる仕事をすることができていたので、どんどん仕事にのめり込むようになりました。

ただ、同時に私は真面目すぎる性格でもあったので、同僚に対して「嫌だ」とか「できない」という言葉を使うことを絶対にしませんでした。

もちろん仕事をする中でどうしても「できないこと」というのは発生しますが、それについて私は自分の能力が足りないからだと言い聞かせ、断ることを一切せず残業をしても、徹夜をしてでも仕事を完了させるというスタイルをとっていました。

ただ、この方法が徐々に身についてきてしまうと、人に対して常に「良い人」を演じるようになってしまい、周囲の反応を気にしたり自分はできる人間だと思われたいという思いから「できない」と断ることができなくなってしまったのです。

自分の中では「絶対に無理だ」、「この仕事を受注したら崩壊する」ということが分かっていたのですが、つい、自分の弱さでもある「人に自分の意志をしっかりと伝えられない」という部分から目を背け、何でもかんでも背負い込むようになりました。

その結果仕事でのミスが次第に増え始め、できない自分に対する苛立と、上手く立ち回っている周囲の同僚に対する苛立も大きくなり、自分では処理できなくなってしまいうつ病へと発展してしまいました。

もし、私が「良い人」を演じることをせず、「できないことはできない」とはっきりと言える「真の強さ」をみに付けていたのなら、結果は違っていたと思います。



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弱点に目を向けることへの恐怖

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私はとてもプライドが高い人間でもありました。今はほどほどを保つことができるようになりましたが、当時はプライドの固まりで弱い部分は絶対に人に見せないようにしていました。

ところが、上司のパワハラを受け続け、できないということが言えない状況に追い込まれていく中で、自分は「できない」といえないことが最大の弱点だということも分かり始めました。

ただ、できないと言うことに対する周囲の反応や自分のプライドが邪魔をしてしまい、弱い自分を認めるのが怖くなってしまったので1人で勝手に追い込まれていってしまったのです。

自分の弱点に気がついているうつ病患者は多いと思いますが、自分の弱点と正面から向き合っているうつ病患者はまだまだ少ないように感じます。

もし、自分の弱点と向き合うことができ、自分を変えようという強い意志が持てればうつ病はどんなに重い状況であれ少しずつ改善されていくと思います。

自分の弱点をさらけ出せない理由の一つとして「誰にも相談できない」という気持ちがあると思いますが、ここが最大のポイントで、他人に自分の弱さを相談することができれば、今あなたが思っている以上に心は軽くなります。

弱い自分をさらけ出すのには勇気がいりますが、思い切ってありのままの自分を見せることこそ、うつ病を克服するためには最も必要なことなのではないかと実感しています。

自分という人間のことは他の誰よりもあなた自身が一番良く理解しているはずです。

自分の弱点もあなたが一番よく理解しているでしょう。

あと必要なのは勇気です。

周囲に弱い自分をさらけ出すことができるかどうか。

うつ病を克服するのに抗うつ薬などの服用は大事ではありますが、それ以上に自分自身と向き合うことは重要だと思うので、まずは自分の弱点を把握するために紙に自分が感じている弱点を書き出してみましょう。


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2 Responses to “うつ病克服には自分の弱点と向き合うこと”

  1. Ukms blue より:

    とても共感できる内容です。
    昨年の夏に鬱となり、今年の3月に復職しました。
    以前はSHOGOさんと同じく、私は仕事ができる
    と思っていました。それゆえに「できる人、周りの期待に応える人」を演じることが私のプライドらしきものだったのです。
    無論、中には「これは無理」というものもあり、本音
    としては「できない」と言いたかったのですが、この
    自己イメージに固執するあまり、徐々に疲労と焦り
    無力感が募って突然エンジンが止まってしまったのです。
    倒れてから2、3ヶ月は休めと医者に言われているにも
    関わらず、心の状態はそれどころではなく、何か敗北感と屈辱感に苛まされていました。

    己で己を殺していたのです。

    それに気付いたのはあるお寺の塀に掲示されていた言葉でした。
    「病には病いの値打ち 身を横たえてこそ 空の高さを知る」

    ああ、そうか、とそれまでのガチガチに固まった身心から一気に力が抜けました。

    未だに鬱病は「心の弱さではないか、単なる怠けではないか」との見解が、表面的にはどうあれ、深層の部分では根強いかと思います。
    気付いたのは何よりもこの偏見に囚われているのは自分自身だった、ということです。
    敗北感も屈辱感もその偏見を自分自身に向けているがゆえに感じたというわけです。

    今はできないことはできない、疲れたなと感じたときは積極的に「サボる」ことにしています。

    経済環境が働くものを追い詰める状況はますますひどくなる一方でそんなことやってたら生き残れないではないかとの批判はあるでしょう

    しかし、経済は人の営みから必然的に生まれるものであり、経済から人の営みが形作られるのは本末転倒です

    働くために生きるのではなく、生きるために働くのです。

    この当たり前の結論に辿り着くのに病に至るまで苦しむことになりましたが、まさに病には病の値打ちです。

    今苦しみの真っ只中にある人たちが少しでも力を抜ければ、自分を責め続けることを止めることができれば、と切に願います。

    SHOGOさん、貴重なWEBサイトです。ぜひ、今後も続けてください。もちろん、無理のない範囲で。

    長文、失礼しました。

  2. JUN より:

    はじめまして、突然の訪問失礼致します。私もうつ病、パニック障害で悩んでおります。管理人様はうつ病は飲み薬のみ飲んでいまたのでしょうか?サプリメントのようなものは飲まれていまさしたか?運動はランニングなど早朝にやられていたのでしょうか?

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