心因性と内因性の混合うつの特徴
うつ病は大きく分けると「心因性」と「内因性」のうつの2つに分けることができます。
心因性のうつ病は主に大きなショックや過度のストレスが原因となって発症するうつ病です。一方で内因性のうつ病は身体の調子を崩し、心よりも身体が先に反応を起こすタイプのうつ病です。
うつ病患者の中にはこの心因性と内因性のうつ病を混合している方もいます。
心因性と内因性のうつ病の特徴
心因性のうつ病は主に「反応性うつ病」が一般的な症状として現れます。反応性うつ病はうつ病はうつ病になった原因がはっきりと分かっている病状です。
多くの方はこのような反応性うつ病であることが多いと思います。実際に心のバランスを崩してしまうことによってうつ病の症状を発症する方はすごく多いです。
私の場合は上司のパワハラでうつ病になったというある意味原因がしっかりと分かっていますし、パワハラによるストレスが溜まってしまったことでうつ病を発症したため、心因性のうつ病であることが分かります。
私の場合はストレスが原因でしたが、親族を亡くしたなどの大きな精神的ショックでうつ病を発症することもありますが、この場合も原因がある程度分かっているので心因性のうつ病であることがわかります。
一方で内因性のうつ病は体質や遺伝などが原因でうつ病になってしまうと考えられており、疲労感が残りやすかったり感情が無くなる、早期覚醒や中途覚醒、夕方になると調子が良くなってくるなどの身体的症状がメインで現れます。
このような身体の症状と心の症状を合併した状態を心因性と内因性の混合うつと言うのですが、最近ではこの混合うつ病患者が増えているのです。
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心因性と内因性の混合うつ病の治療法
心因性のうつ病の場合の主な治療法は「薬物療法」や「カウンセリング等による認知療法」がメインになってきます。また内因性のうつ病の場合は主に「薬物療法」が中心になります。
そして、心因性と内因性の混合うつの場合の治療法も主に「薬物療法」と「カウンセリングなどによる認知療法」が中心になります。
多くの方は「薬物用法」で症状が改善するので、カウンセリングを受けるのはかなり症状が重い場合と考えて頂ければ良いと思います。
心因性と内因性の2つが混合しているからといって焦る必要はありません。一症状を改善させるためにまずは心療内科や精神科を受診して専門医から処方された薬を服用しましょう。
片方ずつ治療をするのではなく、両方を合わせてバランスをとりながら治療をしていくことが大切なので、会社を休職するなどして心と身体の両方を休ませることに注力していきましょう。
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タグ:うつ病基礎知識
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