心因性うつとは
うつ病は大きなショックや過度のストレスが原因で発症します。自分では気がつかない間にうつ病を発症していることも珍しくありません。
そのうつ病の分類の一つに「心因性うつ病」があります。
心因性うつ病とは?
心因性うつ病とは、心理的なストレスや大きなショックを受けた場合に発症するうつ病のことです。
例えば、いつも追われるように仕事をしてストレスが溜まったり、上司からパワハラを受けた時のショックなどで発症するケースがあります。
心因性のうつ病は主に「反応性うつ病」が一般的な症状として現れます。反応性うつ病うつ病になった原因がはっきりと分かっている病状で、治療法としてはその原因を取り除き改善していく方法で行います。
私の場合はうつ病を発症したのは上司のパワハラであったため、心因性うつ病の一つである反応性うつ病の症状が出ていました。
そのため、医師からも環境を変えるようにと言われ、それでも頑張っていたのですが上司のパワハラは酷くなる一方だったので退職することになりました。
その後しばらくは働かずに休養をしていたのですが、退職してから3ヶ月くらい経った頃ようやく心も身体も休むことができるようになりました。
反応性うつ病になっているかどうかの目安としては、何事にも意欲がなくなり、食欲や性欲、睡眠欲が大きく欠けてきた時は疑った方がよいと思います。
実際に私も食欲や性欲がなくなってしまい、これまでとは全く違う自分がいることに気がつきました。ただ、それに気がついても自分1人ではどうにも対処することができなくなり、専門医に診てもらうことにしたのです。
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心因性うつ病の治療方法
心因性うつ病の治療としては、原因となる事柄を突き止めて改善すると同時に、薬物療法やカウンセリングなどを行って心を落ち着かせる、偏った思考を元に戻すなどが効果的です。
私の場合は原因が会社であることが分かっていたので、退職をして環境を変えると同時に薬物療法で心と身体の緊張、疲労を回復させることを目指しました。
治療期間は症状の程度によって違うのですが、短くても1年程度はかかる方が多いと思います。中には生活が苦しくなってしまうため強引に仕事を始める方もいますが、多くの場合症状が再発してしまい休職を余儀なくされます。
つまり、心因性うつ病の治療としては、専門医の診察を受けると共に、薬物療法や認知療法なども合わせて行い、さらに環境を変えることが優先されると言うことです。
うつ病は治らない病気ではないのですが、心の異常という見えないものに対して治療を行っていくので、個人個人で治るまでの時間が違うのは当たり前です。
自分の調子がなかなか上向いてこないと嘆くのではなく、それだけ自分の症状は重かったということを認識して辛抱強く対処していく必要があるのです。
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タグ:うつ病基礎知識
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