休職とは?
うつ病によりやむを得ず会社を休むことがあります。私も何度か休職をして心と身体を休める時期を必要としました。
では、この「休職」ですが、具体的にはどのような準備をして、どのように過ごせば良いのでしょうか?
休職をする意味
休職をする最大の目的は、「一時的に会社を休み、心と身体の疲労をとりうつ症状を改善させること」にあります。
うつ症状が出ている状態で仕事をしていても、症状は改善するどころかさらに悪化してしまうことになることが多く、今なお多くの方がうつ症状が出ていても仕事をせざるを得ず悪化してしまう傾向が強いです。
東京都の公務員を対象にした調査によると、全体の休職者数は減少傾向にあるものの、うつ病などの精神疾患が原因で休職をする方は年々増加傾向にあるそうです。
私も休職を経験していますが、もう少し早く休職して心と身体を休ませることができれば、うつ症状はもっと早く改善できたのではないかと思っています。
休職に抵抗感がある方もいますよね。確かに休職することで周囲に迷惑をかけたり、給料が払われないので日常生活が困るという方も多いです。
しかし、生活面では「傷病手当金」を受給する方法もありますし、長い期間で考えたとき休職した方がうつ病を改善させる期間が早くなりますし、その間に様々な治療法を実践することができるので一つの手段として考えても良いと思っています。
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休職の準備と休職中の過ごし方
休職をするには、「医師の診断書」が必要になります。また、会社内での休職する際の書類を提出することが必要になります。
さらに、会社に常駐している産業医との面談をするところもあるので、休職を考える際にはどのような準備が必要なのかを確認しましょう。
具体的な方法は会社によって違いはありますが、基本的には上司に休職したい旨を報告、説明し、医師の診断書、休職届を提出すればOKというところが多いですね。
休職期間中の過ごし方についてですが、基本的に身体を休ませることが目的なので、一旦仕事から離れることが大切です。
仕事に関することの勉強をしたり、毎日頑張るような休み方ではいつまで経ってもうつ症状は改善しないので注意して下さい。
私は休職初期のころは、「自分がやりたいことだけをやる」ようにしていました。ストレスがかかることは一切行なわず、気の向くままに生活していたのです。
生活リズムが崩れると戻すことができなくなるため、何とか頑張って生活リズムを保とうとする気持ちも分かるのですが、私は生活リズムはもう少し症状が改善してから戻せば良いと思っていますし、私自身もかなり症状が安定してから生活をもとに戻しました。
寝たい時に寝て、見たい時にテレビを見る。身体を動かしたい時に運動をするなど、自分の中で意欲が湧くことだけを徹底して行なった結果、うつ症状は改善され復職することができました。
休職というとデメリットに注目してしまいがちですが、うつ病による休職はむしろメリットの方が多いと思うので、うつ症状を放置せずにまずは心と身体をやすめることに集中しましょう。
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タグ:うつ病と休職
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